よく馴染みのある社名である大手の消費者金融、アイフル、アコム、プロミス、レイク、モビットなどは、審査基準がとても厳しくまずブラックの人であればなかなか融資を受けることができません。審査の段階で断れれてしまうことも多く、ブラックの人はほぼ１００％融資を受けられないとも言われています。

ブラックの人はすでのこの大手のうちの１社くらいは利用したことがあるのではないでしょうか。まずキャッシングをうけようとした人のほとんどはこういった大手の消費者金融を利用しているかと思います。大手の消費者金融は資金がありますから、大体的な広告をうつことができ、有名な芸能人をつかってイメージアップに成功しています。借金や消費者金融というと怪しいイメージがつきまとうこともありますが、こういった宣伝によって明るい信頼できる印象を与えてくれるようになりました。

ブラックリスト入りしていない人は大手の消費者金融でも問題なく審査通過することができますから、簡単にキャッシングを受けることができます。融資に関しても手軽に、ほとんどの場合はカードを使って好きなタイミングでコンビニのATMからお金を引き出すことが可能なのでまるで自分のお金のように思って麻痺してしまい、ついつい使い込んでしまう人も少なくありません。その結果、返済ができずにまたもう新しい会社へと手を伸ばしてしまい、その繰り返しで多重債務になってしまう人も多くいらっしゃいます。

多重債務になってしまうと毎月の返済が膨らみ、自力では返済がむずかしくなって延滞をしてしまうようになります。１ヶ月程度の延滞であればまだブラックリスト入りとはならないのですが、３ヶ月以上経過してしまうとブラックリスト入りとなってしまい、他の金融業者を利用しようとしたときにもその情報が知れ渡っています。そのブラックリスト入りした情報というのは個人信用情報機関というところに情報提供され、各金融業者もこの情報機関から個人の情報を引き出すことができます。過去の借り入れに関する情報がほとんど引き出せるので、金融事故を起こしてしまってブラックリスト入りしているような記録もすぐにわかってしまいます。ブラックリスト入りしてしまうとほとんどの業者では融資をしてもらえないので、審査の段階で断られてしまうことも多くなります。ブラックリストの記録は自分がいくら希望したとしても削除することができません。しかし、永遠にそのデータが残るわけではなく、一定の年数が経過すればデータ抹消されるのでまた通常通りにクレジットカードを作ったり、ローンを組んだり、消費者金融からキャッシングをすることも可能です。とはいえ最短でも５年の年月はかかってしまうので、その間に融資を受けたいという場面は出てくると思います。

ブラックリストの記録がある人でも借り入れOKな消費者金融があります。先述のように確かにブラックリスト入りしている人に対して融資をしない業者が多く、なかなかそういった業者に巡り合うことも少なく、小規模である業者がほとんどなので大体的な宣伝などもできていません。しかし今やこのネット社会ですから検索すれば様々な情報を得られます。むしろかなり多くの情報がありますから、そのどれを信じて良いのか困ってしまうほどです。実際にブラックリスト入りしていた人が借り入れできた口コミ情報なども書き込みがあったり、ブラックの人でも借り入れできる消費者金融の情報がまとめられたサイトなども出来上がっていたりしますから、そういった情報を参考にされると良いでしょう。それらの情報を参考としてもわかることですが、やはり消費者金融はその規模に反比例して借り入れのしやすさがわかれてきます。大規模であれば審査が厳しくてなかなか借り入れできず、小規模であれば審査のハードルを低く設定して多くのお客さんを囲い込みたいという意図が業者側にもあります。